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疾患の説明:食道憩室

食道憩室とは、食道の壁がポケット状に外側にふくらんだものをいいます。食道憩室には、食道の蠕動運動の異常によって食道内圧が高まり、押し出されてふくらんだもの(ツェンカー憩室、横隔膜上憩室)と、食道周囲の組織の炎症や癒着が原因で引っ張られてできるもの(ロキタンスキー憩室)があります。ロキタンスキー憩室は炎症・癒着の原因になった疾患の特定、治療が必要です。ツェンカー憩室や横隔膜上憩室は健診で発見されることが多く、無症状の場合は特に治療の必要はありません。しかし、圧力がかかり続けることで次第に大きくなり、異物感、嚥下痛、嚥下困難、胸痛、出血、破裂の原因となることがあります。症状が強い場合や出血、穿孔が起こった場合は食道造影検査や食道内視鏡検査を行い、手術で憩室の切除・縫縮を行います。当院では、ツェンカー憩室に対しては頸部小切開による憩室切除術、横隔膜上憩室に対しては位置や大きさにより開胸手術、開腹手術、胸腔鏡下手術、腹腔鏡下手術適切に選択して行っております。

健診で憩室を指摘され、「この症状は憩室と関係あるのかな?」と気になることがありましたら、軽い症状でも遠慮無くご相談ください。

食道グループの特色

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